金麦のビール化はいつから?2026年10月の変更点・味・価格・酒税を解説

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Beer

金麦 ビール化は本当に実施され、サントリーの「金麦」と「金麦〈糖質75%オフ〉」は2026年10月6日から、従来の新ジャンルではなく「ビール」として全国発売されます。単に缶の表示だけを変えるのではなく、麦芽使用比率を引き上げ、原材料や製法を変更して酒税法上もビールになる大きなリニューアルです。一方、2026年9月時点で店頭にある通常の金麦は基本的に従来の新ジャンル商品なので、すでに中身がすべてビールになったわけではありません。この記事では、いつから変わるのか、味やアルコール度数、価格への影響、2026年10月の酒税改正との関係、糖質75%オフやザ・ラガーはどうなるのかまで整理します。

  1. 金麦は2026年10月6日から本当にビールになる
    1. 通常の金麦は10月6日から「生ビール」として発売される
    2. 2026年9月に売られている金麦はまだ従来品
    3. 金麦〈糖質75%オフ〉も同じ日にビール化する
    4. 金麦〈豊潤〉は10月13日に新しく登場する
  2. 金麦 ビール化で何が変わる?麦芽比率・味・アルコール度数を整理
    1. 麦芽使用比率を引き上げることがビール化のポイント
    2. 味は麦のうまみと飲みごたえが強くなる方向
    3. 通常の金麦はアルコール5%から5.5%へ上がる
    4. 「ビール」と「生ビール」は別々の意味を持つ
  3. なぜ2026年にビール化する?酒税改正との関係
    1. 2026年10月からビール系飲料の酒税は350mlあたり54.25円に統一
    2. 「第三のビールがなくなるから金麦もビールになる」は半分正解
    3. 税率が同じならメーカーはビールを作りやすくなる
    4. 10月1日の酒税改正と10月6日の発売日は別なので注意
  4. ビール化すると金麦の値段はどうなる?安いビールになるのか
    1. 新しい金麦には希望小売価格が設定されていない
    2. ビールの酒税は下がるが、それだけで店頭価格は決まらない
    3. サントリーは既存ビールとの一定の価格差を見込んでいる
    4. 価格だけでなく中身の変化も合わせて考えたい
  5. 新しい金麦・糖質75%オフ・豊潤はどれを選べばいい?
    1. 迷ったら通常の金麦が基準になる
    2. 糖質と軽さを重視するなら金麦〈糖質75%オフ〉
    3. ザ・ラガーが好きだった人は金麦〈豊潤〉を比較したい
    4. 3商品の選び方を目的別に整理
  6. 金麦のビール化で購入前に知っておきたい注意点
    1. 「ビールへ」と書かれた旧商品の告知缶を新商品と間違えない
    2. 旧金麦は併売を続けるのではなく在庫限りで終了
    3. ザ・ラガーはビール化せず2026年9月で製造終了
    4. 発売後は価格と栄養成分を実際の表示で確認したい
  7. まとめ

金麦は2026年10月6日から本当にビールになる

最初に押さえておきたいのは、「金麦がビールっぽくなる」という意味ではなく、酒税上の品目そのものが「ビール」に変わることです。通常の金麦と金麦〈糖質75%オフ〉は2026年10月6日に全国発売され、通常品はアルコール度数も5%から5.5%へ変わります。まず主要な変更点を一覧で確認しましょう。

項目 2026年9月までの金麦 ビール化後
発売日 従来品を販売 2026年10月6日
酒類の区分 新ジャンル・発泡酒② ビール
通常の金麦 アルコール5% アルコール5.5%
金麦〈糖質75%オフ〉 アルコール4% アルコール4%
中身 発泡酒とスピリッツを組み合わせた製法 麦芽比率を高めたビール製法
味の方向性 麦のうまみと澄んだ後味 麦のうまみと飲みごたえを強化しつつ澄んだ後味
希望小売価格 設定なし 設定なし
販売地域 全国 全国

通常の金麦は10月6日から「生ビール」として発売される

ビール化した通常の金麦は、2026年10月6日から250ml缶、350ml缶、500ml缶で全国発売される予定です。品目は明確に「ビール」とされ、パッケージにも「生ビール」と分かる表示が採用されます。これまで金麦を「第三のビール」「新ジャンル」と認識していた人にとっては、ブランド開始以来でもかなり大きな変更といえます。

ここで誤解しやすいのが、「生ビール」という言葉です。生ビールは樽からジョッキに注ぐビールだけを意味するものではありません。一般に熱による殺菌処理をしていないビールを指すため、缶入りでも条件を満たせば生ビールです。したがって、2026年10月以降の金麦は「缶なのに生ビール」というわけではなく、一般的な缶生ビールと同じ考え方です。

さらに通常の金麦については、飲食店向けの樽生も予定されています。10L、15L、20Lの樽が2026年10月27日から発売予定とされており、今後は家庭用の缶だけでなく、飲食店で「金麦の生」を飲む機会も増える可能性があります。ただし店舗での販売開始日は取扱状況によって前後するため、10月27日になればすべての店で飲めるという意味ではありません。

2026年9月に売られている金麦はまだ従来品

2026年9月時点では、「金麦はビールへ」といった告知を見かけても、通常の店頭商品がすでにすべてビールへ切り替わったわけではありません。ビール化した金麦の全国発売日は2026年10月6日なので、それより前に購入する場合は缶の品目表示を確認すると分かりやすいでしょう。

サントリーはビール化を告知するデザイン缶や6缶パックを2026年7月出荷分から順次展開しています。そのため、缶に「ビールへ」と書かれているのを見て「もうビールなのでは」と感じる人もいるかもしれません。しかし、告知パッケージと実際の商品区分は別です。現在販売されている従来品は、原材料表示に「発泡酒」と「スピリッツ」が記載される新ジャンル商品です。

10月6日以降もしばらくは流通在庫の関係で、従来品と新しいビール版が店頭に並ぶ可能性があります。確実に新商品を選びたい場合は、缶の正面にある「生ビール」の表示や、裏面などの品目表示を確認するのが簡単です。旧商品は在庫がなくなり次第販売終了となる予定です。

金麦〈糖質75%オフ〉も同じ日にビール化する

通常の金麦だけでなく、「金麦〈糖質75%オフ〉」も2026年10月6日にビールになります。糖質を抑えた商品を選んでいる人にとって重要なのは、「ビール化するから糖質75%オフがなくなる」というわけではない点です。新商品でも金麦との比較で糖質75%オフという特徴を維持し、麦のうまみと軽やかな後味を両立させた生ビールとして展開されます。

アルコール度数は4%で、従来の金麦〈糖質75%オフ〉から変更されません。通常の新しい金麦が5.5%なのに対し、こちらは4%なので、アルコール感をやや軽くしたい場合にも選択肢になります。350ml缶と500ml缶が用意される予定です。

「糖質オフの商品はビールではなく発泡酒や新ジャンル」というイメージを持つ人もいますが、糖質の多さと酒税法上のビール区分は別の話です。ビールとして認められる原料や麦芽比率などの条件を満たしながら、糖質を抑えた設計にすることは可能です。ビール化後は「糖質を抑えたいがビールを飲みたい」という人にとって分かりやすい商品になります。

金麦〈豊潤〉は10月13日に新しく登場する

ビール化と同時期に、新しいラインアップとして「金麦〈豊潤〉」も登場します。発売日は通常の金麦より1週間遅い2026年10月13日で、350ml缶と500ml缶、アルコール度数6%のラガービールです。通常品よりも豊かな麦のコクと飲みごたえを重視した位置付けになっています。

製法ではダイヤモンド麦芽の一部使用、ダブルデコクション製法、銅炊き仕込などを採用し、麦の豊かな味わいとすっきりした後味の両立を狙っています。普段の金麦より濃い味わいを求める人や、食事と合わせてもビール自体の存在感を感じたい人が比較候補にしやすい商品です。

特に注目したいのが、従来の「金麦〈ザ・ラガー〉」との関係です。ザ・ラガーは2026年9月で製造終了となり、在庫がなくなり次第販売終了します。サントリーもザ・ラガーを好んでいた人には、同じく飲みごたえを意識したラガービールである金麦〈豊潤〉を案内しています。つまりブランド内では、ザ・ラガーから豊潤へ実質的に選択肢が入れ替わる形です。

金麦 ビール化で何が変わる?麦芽比率・味・アルコール度数を整理

金麦 ビール化で最も大きく変わるのは、法律上の名称だけではなく中身です。サントリーは麦芽使用比率を引き上げ、原材料の一部や発酵条件なども見直しています。ただし従来の金麦とはまったく別の味にするのではなく、「麦のうまみとすっきりした後味」という基本方向を残しながら飲みごたえを高める設計です。

麦芽使用比率を引き上げることがビール化のポイント

これまでの金麦は、発泡酒をベースにスピリッツを加える新ジャンルの製法でした。現在の商品表示を見ると、原材料には「発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)」と記載されています。この製法を変更し、2026年10月からは麦芽使用比率を高めてビールの条件を満たす中身へ切り替えます。

日本の酒税法でビールに分類されるためには、単に麦芽が入っていればよいわけではありません。主として麦芽、ホップ、水を原料とし、麦芽使用比率が50%以上であることや、使用する副原料について一定の条件を満たす必要があります。今回の金麦は、麦芽使用比率の引き上げと原材料の一部変更によって、この「ビール」の区分へ移行します。

したがって「税制上の呼び名だけ変わり、中身は同じ」という理解は正確ではありません。商品設計そのものを変えたうえでビールになる点が重要です。一方で、具体的な麦芽比率を何%にするのかといった詳細まで公表されているわけではないため、「○%まで増える」と推測して判断するのは避けた方がよいでしょう。

味は麦のうまみと飲みごたえが強くなる方向

新しい金麦は、従来品の味を全面的に捨てるのではなく、金麦らしさを残しながら麦の味わいを強化する方向です。麦芽比率を上げることで麦のうまみと飲みごたえを高め、同時に原料配合や発酵条件などを見直して、従来からの特徴である澄んだ後味を維持する設計とされています。

そのため、現在の金麦が好きな人が想像するなら、「急にプレミアムビールのような重い味へ変わる」というより、今までの飲みやすさを土台として麦の存在感を一段強めるリニューアルと考えると分かりやすいでしょう。もちろん味覚には個人差があるため、旧商品との好みは実際に飲み比べなければ判断できません。

ビール化という言葉だけを見ると、「苦味が大幅に強くなるのでは」「重たくなるのでは」と心配する人もいるかもしれません。しかしメーカーが示している方向性は、麦の味を増しながら後味のすっきり感を保つというものです。家庭で食事と一緒に飲むという金麦の従来の位置付けを大きく変えない設計になっています。

通常の金麦はアルコール5%から5.5%へ上がる

数値として分かりやすい変更はアルコール度数です。従来の通常金麦は5%ですが、ビール化後は5.5%になります。350mlを1本飲んだ場合の純アルコール量も従来より増えるため、「ビールになった」という点だけでなく、飲む量にも注意したいところです。

従来の5%で計算すると350mlあたりの純アルコール量は約14gですが、5.5%なら計算上は約15.4gとなります。差は1本で約1.4gなので極端な変化ではないものの、500mlを飲む場合や複数本飲む場合は差が積み重なります。これまで毎日同じ本数を飲んでいた人は、ビール化後も同じ感覚でよいとは限りません。

一方、金麦〈糖質75%オフ〉は4%のままです。金麦〈豊潤〉は6%なので、シリーズ内でもアルコール度数の差が明確になります。味だけでなく飲酒量を調整しやすいかどうかも含めて選ぶなら、4%の糖質75%オフ、5.5%の通常品、6%の豊潤という違いを覚えておくと比較しやすくなります。

商品 発売日 アルコール度数 味の方向性
金麦 2026年10月6日 5.5% 麦のうまみ・飲みごたえと澄んだ後味
金麦〈糖質75%オフ〉 2026年10月6日 4% 麦のうまみと軽やかな後味
金麦〈豊潤〉 2026年10月13日 6% 豊かな麦のコクと飲みごたえ、すっきりした後味

「ビール」と「生ビール」は別々の意味を持つ

新しい金麦のパッケージに「生ビール」と表示されることで、「ビール化」と「生ビール化」を同じ意味だと思うかもしれませんが、この2つは基準が異なります。「ビール」は原料や麦芽比率などによる酒類の品目を表し、「生ビール」は熱殺菌していないビールであることを表す言葉です。

つまり、新金麦は原料・製法を変えて酒税法上の「ビール」になり、そのうえで熱殺菌していない「生ビール」として販売されるということです。缶ビールでも生ビールは普通に存在し、「生」という表示があるから樽詰めという意味ではありません。

売り場で確認する場合は、正面の「生ビール」という大きな表示だけでなく、品目欄も見るとより確実です。旧金麦と新金麦が切り替わる時期には、似たデザインの商品が同じ売り場に残る可能性があるため、ビール版を購入したい場合には表示確認が役立ちます。

なぜ2026年にビール化する?酒税改正との関係

金麦が2026年10月にビールになる背景には、同年10月1日に実施されるビール系飲料の酒税一本化があります。これまでビール、新ジャンル、発泡酒では税負担に差があり、それが販売価格の違いを生む大きな要因でした。2026年10月から税率差がなくなるため、メーカーが新ジャンルを維持する意味も大きく変わります。

2026年10月からビール系飲料の酒税は350mlあたり54.25円に統一

2026年10月1日から、ビール系飲料の酒税率は1キロリットルあたり15万5,000円、350ml換算で54.25円に一本化されます。従来はビールの税率が高く、新ジャンルの税率が低かったため、「本物のビールより新ジャンルの方が安い」という価格構造が作られていました。

2026年9月30日までの税額を見ると、ビールは350mlあたり63.35円、新ジャンルは37.8円です。これが10月1日からともに54.25円になるため、税額だけを比べればビールは9.1円下がり、新ジャンル側は16.45円上がる計算になります。

この変化によって、新ジャンルとして原料や製法を工夫して低い税率を適用するメリットが小さくなります。そこでサントリーは金麦の麦芽比率を高め、ビールとして商品価値を上げる方向を選択しました。「税金の都合だけで表示をビールに変える」のではなく、税制変更を機に製法そのものをビールへ切り替えるという流れです。

区分 2026年9月30日まで 2026年10月1日から 変化
ビール 350mlあたり63.35円 54.25円 9.10円低下
新ジャンル 350mlあたり37.80円 54.25円 16.45円上昇
最終的な税率 区分により異なる ビール系飲料で一本化 税率差がなくなる

「第三のビールがなくなるから金麦もビールになる」は半分正解

分かりやすく説明するために「第三のビールがなくなるので金麦がビールになる」と言われることがありますが、厳密には少し補足が必要です。税率が一本化されるだけで、すべての新ジャンル商品が自動的にビールへ分類されるわけではありません。ビールと表示するには、あくまでビールの原料や製法に関する条件を満たす必要があります。

従来の金麦を中身そのままで販売したからといって、それだけで酒税法上のビールになるわけではありません。金麦は麦芽使用比率を引き上げ、原材料を一部変更してビールの基準を満たす商品へ作り替えるため、正式にビールになります。

ここは検索する人が最も混同しやすい部分です。2026年10月に起きることを整理すると、次のようになります。

  • ビール系飲料の酒税率が2026年10月1日に54.25円へ一本化される
  • 金麦は中身を変更し、ビールの条件を満たす商品になる
  • ビール化した金麦の一般発売は2026年10月6日
  • 現在の新ジャンル金麦は在庫がなくなり次第販売終了となる
  • 新ジャンル商品すべてが自動的に「ビール」へ名称変更されるわけではない

したがって、酒税改正がきっかけではありますが、「税制度が勝手に金麦をビールにした」のではなく、サントリーが商品設計を変更することでビール化を実現した、と考えるのが正確です。

税率が同じならメーカーはビールを作りやすくなる

これまで新ジャンルが支持されてきた大きな理由の一つは、ビールより酒税負担が軽く、比較的手ごろな価格を実現しやすかったことです。しかし税率が同じになれば、酒税だけを理由に新ジャンルの製法を維持するメリットは縮小します。消費者側から見ても、価格差が小さければ「それならビールを選びたい」と考える人が増える可能性があります。

サントリーは、新しい金麦によって日常的に購入しやすい「デイリービール」の市場を作る考えを示しています。プレミアム価格帯ではなく、家庭で日常的に飲む商品という従来の金麦の役割を保ちつつ、中身をビールにする考え方です。

ただし、酒税が同じになることと、すべてのビール類の店頭価格が同じになることは別です。原材料費、製造コスト、物流費、メーカーや小売店の価格設定などが異なるため、プレミアムモルツ、サントリー生ビール、金麦などが同じ値段になるわけではありません。酒税一本化はあくまで「税率差がなくなる」という意味です。

10月1日の酒税改正と10月6日の発売日は別なので注意

日付にも注意が必要です。ビール系飲料の酒税率が変わるのは2026年10月1日ですが、新しいビール版の金麦が発売されるのは10月6日です。「10月1日になった瞬間に店頭の金麦が全部ビールへ変わる」というわけではありません。

さらに従来品の在庫も流通しているため、10月6日以降も旧商品を見かける可能性があります。逆に、税率変更後の流通事情や店舗ごとの入荷日によって、新商品の売り場への登場時期にも多少の差が出る可能性があります。

新しいビール版を目的に買いに行くなら、「10月になったかどうか」だけではなく、商品表示を確認することが確実です。パッケージの「生ビール」という表記と品目欄をチェックすれば、従来品との区別がつきやすいでしょう。

ビール化すると金麦の値段はどうなる?安いビールになるのか

金麦のビール化で特に気になるのが価格ですが、発売前の段階で全国共通の販売価格を断定することはできません。サントリーは新金麦について希望小売価格を設定しておらず、実際の店頭価格はスーパー、コンビニ、酒販店、通販などによって異なります。ただし、ビール化後も手ごろな価格帯を狙う方針は示されています。

新しい金麦には希望小売価格が設定されていない

「ビールになるなら350mlはいくらになるのか」と具体的な数字を知りたい人も多いでしょう。しかしサントリーは新しい金麦について希望小売価格を設定していません。そのため、発売前の段階で「350ml缶は必ず○○円」と全国一律の価格を示すことはできません。

実際の販売価格は、小売店の仕入れ条件、特売、ケース販売、ポイント還元、地域差などによって変動します。特にスーパーでは6缶パックや24缶ケースの価格差が大きくなることがあるため、1缶の表示価格だけで比較しない方がよいでしょう。

発売直後に価格を確認するなら、次のような条件をそろえて比較すると判断しやすくなります。

  • 350ml缶同士で比較する
  • 6缶パックなら1缶あたり価格へ換算する
  • 24缶ケースでは送料の有無を確認する
  • 税込価格で比較する
  • ポイント還元を含めるかどうか条件を統一する
  • 旧金麦の在庫処分価格と新金麦の通常価格を混同しない

特に切り替え時期は、旧商品の値下げ販売と新商品の通常価格が同じ棚に存在する可能性があります。「ビール化したら急に高くなった」と判断する前に、新旧どちらを比較しているのか確認することが大切です。

ビールの酒税は下がるが、それだけで店頭価格は決まらない

2026年10月の改正では、従来のビールの酒税は350mlあたり63.35円から54.25円へ9.10円下がります。これだけを見ると「ビールになった金麦は安くできるのでは」と考えられますが、旧金麦側から見ると話は逆です。従来の新ジャンルの税額37.80円から、統一後の54.25円へ16.45円上がります。

つまり新金麦は、「旧金麦と同じ税率のまま中身だけビールになる」わけではありません。旧商品の新ジャンル税率と比較すると、税負担そのものは増えます。一方、従来の一般的なビールよりは2026年10月以降の酒税が低くなるため、ビールとしては価格を抑えやすい環境になります。

この両方向の変化があるため、単純に「ビール化=値上げ」「酒税改正=値下げ」のどちらとも言い切れません。最終価格は税金だけでなく、原材料費や麦芽使用量の増加、製造コスト、物流費、小売店の価格戦略まで含めて決まります。

サントリーは既存ビールとの一定の価格差を見込んでいる

サントリーは、2026年10月にビールと発泡酒の酒税率が一本化されたあとも、商品間には一定の価格差が残ると見込んでいます。そのうえで新しい金麦を、毎日の家庭飲みに選びやすい「デイリービール」として展開する方針です。

この考え方からすると、新金麦はプレミアムビールと同じ価格帯を狙う商品というより、「ビールになっても日常的に購入しやすい」という位置付けを目指していることが分かります。ただし、具体的にサントリー生ビールより何円安い、プレミアムモルツより何円安いといった価格差は、店頭価格が出そろってから比較する必要があります。

発売後に実際の割安感を判断するなら、1缶価格だけではなく、ケース価格まで見るのがおすすめです。家庭で継続的に飲む商品ほど、24缶ケースで1缶あたり10円違えば1ケースで240円、毎月購入すれば年間では差が大きくなります。金麦の「デイリービール」という位置付けを考えると、ケース購入時の実売価格が重要な比較材料になるでしょう。

価格だけでなく中身の変化も合わせて考えたい

旧金麦と新金麦の価格を比較するときは、同じ商品が値上げされたと考えるだけでは不十分です。新商品は麦芽使用比率を高め、原材料や製造方法を変え、通常品ではアルコール度数も5%から5.5%になります。酒類としてのカテゴリーも新ジャンルからビールへ変わります。

そのため購入時には、「以前より何円高いか」だけでなく、その差額でビールとしての麦の味や飲みごたえが自分にとって価値があるかを考えると選びやすくなります。反対に、旧金麦の軽さと価格を気に入っていた場合、新商品が必ず自分に合うとは限りません。

発売直後は旧商品が残っていれば飲み比べができる可能性があります。味の変化が気になる人は、旧金麦を買い置きしておき、新金麦と同じ温度・同じグラスで比べると、麦のうまみや後味の違いを判断しやすくなります。ただし旧商品は在庫がなくなり次第終了するため、長期間併売されるとは限りません。

新しい金麦・糖質75%オフ・豊潤はどれを選べばいい?

2026年10月以降の金麦ブランドでは、「通常の金麦」「金麦〈糖質75%オフ〉」「金麦〈豊潤〉」の違いがより明確になります。従来のザ・ラガーは終了するため、単純に旧商品の名前を置き換えて選ぶのではなく、アルコール度数、味の濃さ、糖質を基準に選ぶと分かりやすいでしょう。

迷ったら通常の金麦が基準になる

現在の金麦を普段から飲んでいて、特に糖質制限や濃い味へのこだわりがないなら、まず通常の新金麦から試すのが自然です。アルコール5.5%で、麦のうまみと飲みごたえを高めながら、金麦らしい澄んだ後味を残す設計になっています。

食事と合わせる家庭用ビールという従来の金麦の立ち位置を引き継いでいるため、刺身や焼き魚のような和食だけでなく、唐揚げ、餃子、焼肉など幅広い料理と合わせやすいタイプと考えられます。濃さだけを追求する豊潤とは方向性が違い、毎日飲みやすいバランス型です。

ただし、アルコール度数が旧商品の5%から5.5%へ上がる点は見落とさないようにしましょう。味が飲みやすい場合でも、同じ本数を飲めば摂取する純アルコール量は増えます。旧金麦と同じ感覚で晩酌する場合は、本数や容量を含めて調整するのが現実的です。

糖質と軽さを重視するなら金麦〈糖質75%オフ〉

糖質を意識して金麦を選んでいる人は、ビール化後も金麦〈糖質75%オフ〉をそのまま候補にできます。通常の金麦に対して糖質75%オフという位置付けを保ちながら、ビールとして麦のうまみと軽やかな後味を狙った商品です。

アルコール度数4%なので、5.5%の通常品や6%の豊潤より低めです。「濃いビールをしっかり飲みたい」という目的には豊潤の方が合いやすい一方、食事中に軽快に飲みたい場合には糖質75%オフが選びやすくなります。

注意したいのは、「糖質75%オフ」と「糖質ゼロ」は同じではないことです。糖質を完全にゼロとする商品ではなく、通常の金麦と比較して75%減らした商品です。糖質量を厳密に管理している場合は、発売後の栄養成分表示を確認してから選ぶと安心です。

ザ・ラガーが好きだった人は金麦〈豊潤〉を比較したい

金麦〈ザ・ラガー〉を好んでいた人にとって、最も気になるのは後継候補です。ザ・ラガーは2026年9月で製造を終了し、在庫がなくなり次第販売終了となります。その代わりに比較したいのが、10月13日発売の金麦〈豊潤〉です。

ザ・ラガーもアルコール6%で濃いめの味わいを打ち出していたため、6%の豊潤は方向性が近い商品です。ただし「名前だけ変えた同じ中身」というわけではありません。豊潤は酒類区分そのものがビールとなり、ダイヤモンド麦芽の一部使用、ダブルデコクション製法、銅炊き仕込によって豊かな麦のコクを引き出す新商品です。

ザ・ラガーの味そのものを残してほしい人にとっては、完全な代替になるかは実際に飲んで判断する必要があります。一方、「金麦シリーズで通常品よりしっかりした飲みごたえが欲しい」という選び方なら、豊潤が最も近いポジションになります。

3商品の選び方を目的別に整理

新しい金麦シリーズは、アルコール度数と味わいの方向性を基準にすると選択しやすくなります。「ビールになったからどれも同じ」というわけではありません。日常的なバランス、糖質と軽快さ、濃い飲みごたえという3方向に分けて考えると迷いにくいでしょう。

こんな人 候補 選ぶ理由
今までの金麦が好き 金麦 従来の味の骨格を残しながら麦のうまみを強化
糖質を抑えたい 金麦〈糖質75%オフ〉 通常の金麦比で糖質75%オフ
アルコール度数を低めにしたい 金麦〈糖質75%オフ〉 3商品の中では4%と低い
濃い麦の味を楽しみたい 金麦〈豊潤〉 麦のコクと飲みごたえを重視
ザ・ラガーが好きだった 金麦〈豊潤〉 6%で飲みごたえのあるラガービール
まず新しい金麦を試したい 金麦 ブランドの中心となる標準商品

特に旧金麦ユーザーは、最初からケース買いをせず、350ml缶を1本または6缶程度試して味の変化を確認してからまとめ買いすると失敗しにくいでしょう。ビール化は商品として大きな変更なので、「ブランド名が同じだから味も同じ」と決めつけず、自分の好みで判断するのがおすすめです。

金麦のビール化で購入前に知っておきたい注意点

ビール化は分かりやすいニュースですが、「発売日」「旧商品の扱い」「ザ・ラガーの終了」「価格」「アルコール度数」など細かな条件を混同しやすい変更でもあります。特に2026年9月から10月の切り替え時期は新旧商品が分かりにくくなる可能性があるため、購入前の確認ポイントを整理しておきましょう。

「ビールへ」と書かれた旧商品の告知缶を新商品と間違えない

2026年夏以降の店頭では、「金麦は、ビールへ。」などビール化を告知するパッケージが登場しています。しかし、その文字があるだけで中身がすでにビールになっているとは限りません。ビール化した新商品の全国発売日は10月6日です。

ビール版を確実に買いたいときは、パッケージの雰囲気だけではなく、品目表示を確認しましょう。新金麦は「ビール」で、さらに「生ビール」として訴求されます。従来品は発泡酒をベースにスピリッツを加えた新ジャンルです。

新旧商品を見分ける際に確認したいポイントは次の通りです。

  • 発売時期が2026年10月6日以降か
  • 正面に「生ビール」と表示されているか
  • 品目欄が「ビール」になっているか
  • 通常金麦ならアルコール度数が5.5%か
  • 旧商品の値下げ品と間違えていないか

通常品の場合はアルコール度数も判別材料になります。旧金麦は5%、新金麦は5.5%なので、缶の表示を見れば比較的簡単に見分けられます。

旧金麦は併売を続けるのではなく在庫限りで終了

ビール版と新ジャンル版の金麦が今後ずっと並行販売されるわけではありません。従来の発泡酒・新ジャンル製法の金麦と金麦〈糖質75%オフ〉は、在庫がなくなり次第販売終了となります。

そのため、「安い旧金麦とビールの新金麦を今後も選べる」と考えている場合は注意が必要です。最終的には新しいビール版へ切り替わります。旧商品の味を好んでいる人は切り替え前後に購入することはできますが、長期的に同じ商品が供給されるわけではありません。

また、在庫状況は店舗ごとに異なるため、10月6日を境に全国一斉で旧商品が消えるわけでもありません。大型店や在庫回転の速い店舗では早く切り替わり、別の店舗では旧商品が少し長く残るといった差が考えられます。購入時は日付だけでなく缶表示を確認する方が確実です。

ザ・ラガーはビール化せず2026年9月で製造終了

通常の金麦と糖質75%オフがビールになるため、「金麦〈ザ・ラガー〉もビールになる」と考えやすいのですが、ザ・ラガーは別の扱いです。2026年9月で製造を終了し、在庫がなくなり次第販売終了となります。

その代わりに2026年10月13日から金麦〈豊潤〉が登場します。豊潤はアルコール6%で、麦のコクと飲みごたえを重視したラガービールです。ザ・ラガーも6%だったため、強めの金麦を好んでいた人の選択肢として位置付けやすいでしょう。

ただし、豊潤はザ・ラガーをそのままビール化した商品ではありません。使用する原料や製法も異なる新商品なので、ザ・ラガーの味を期待して大量購入するより、まず1本試して比較する方が無難です。

発売後は価格と栄養成分を実際の表示で確認したい

ビール化に関する主要な仕様は発表されていますが、店頭実売価格は発売後に店舗ごとに確認する必要があります。特に「旧金麦より何円高くなるか」「他社のビールより何円安いか」といった比較は、全国一律の数字では判断できません。

また、日常的にカロリー、糖質、プリン体などを気にしている人は、新商品発売後の缶表示や最新の商品情報を確認することが重要です。中身の設計が変わる以上、旧商品の栄養成分表をそのまま新商品へ当てはめることはできません。

購入前に確認する項目を整理すると、次のようになります。

  • 通常品はアルコール5.5%になる
  • 糖質75%オフはアルコール4%
  • 豊潤はアルコール6%
  • 新商品の希望小売価格は設定されていない
  • 実売価格は店舗や購入単位によって異なる
  • 栄養成分は新商品の最新表示を確認する
  • ザ・ラガーは製造終了となる

金麦を毎日の晩酌として飲んでいる人ほど、わずかなアルコール度数や価格の違いが年間では大きな差になります。新商品が発売されたら、味だけでなく1缶あたり価格、アルコール度数、自分が重視する栄養成分まで含めて選ぶとよいでしょう。

まとめ

金麦は単なる名称変更ではなく、麦芽使用比率と原材料・製法を見直し、2026年10月6日から正式な「生ビール」になります。通常の金麦はアルコール5%から5.5%へ変わり、金麦〈糖質75%オフ〉は4%のままビール化します。ザ・ラガーは9月で製造終了し、10月13日には6%の金麦〈豊潤〉が登場します。背景には10月1日の酒税一本化があり、ビール系飲料の酒税は350mlあたり54.25円になります。ただし新金麦の希望小売価格は設定されていないため、実際の価格は発売後に店舗ごとに確認する必要があります。